平成26年度に(一財)肝付町農業振興センターが設立され代表理事として就任してからはや7年目を迎えております。この間、新規就農者の研修品目を変更するなど変遷を重ね平成30年度からはグリーンピーマンに決定するに至りました。研修品目のグリーンピーマンは地元JAも力を入れている品目でもあり大隅半島の冬場の日照時間の長さを生かした適地適作の品目です。さらに、雇用就農研修生事業を設立するなどして、多様な農業後継者の育成に取り組んできたところでもあります。それらの結果、7名の農家を輩出するに至りました。現在では9
名の雇用就農研修生を受入れ、研修事業を実施しているところです。
当農業振興センターでは町と連携しグリーンピーマンの養液栽培や環境制御栽培にも取り組んでおり多様な農業の担い手として農業生産法人や企業参入も踏まえながら、実証栽培にも取り組んでいるところでございます。
運営面におきましては国の事業を活用しながら肝付町が財政負担しており安心して研修に取り組める環境を整えています。また、農業に参入する際の三つの壁の一つである技術習得への支援は当農業振興センターが行い、二つ目の農地の確保については当農業振興センターを始め町農業委員会や役場農業振興課において手助けし、就農後の栽培指導や販売は地元JAが担ってまいります。三つ目の資金面についてですが借入れへ向けた金融機関との協議へ向けた計画作成等の支援を行っております。
このように受け入れ態勢を整えておりますので興味のある方は、一緒に頑張ってみませんか。