次世代型農業への取り組み
次世代型農業への取組状況
2年目のグリーンピーマン養液栽培の取り組み紹介
2020-02-27
パプリカやトマトでは確立されつつあるヤシガラなどの培地を活用した養液栽培は、グリーンピーマンでは一部の地域で取り組みが開始されたばかりです。
鹿児島県や宮崎県、高知県、茨城県が主産地の冬春ピーマンは冬期にハウス内を加温して栽培する作型です。この作型では摘芯栽培といわれる方式で1株4本仕立てを基本に主枝を更新しながら草丈をコントロールして開花数や果実数を確保しています。
私たちも現在、この摘芯方式で取り組んでいますが、トマトやパプリカと同様に立体型の誘引を出来ないかと考え、一部試験もしています。ハウスの構造上、高さに制限がありますが、可能な限り、高さを確保して玉数、重量を調査します。他に主枝数を変えたり、品種試験をしたりしています。
環境制御として二酸化炭素の利用による光合成促進、細霧施用による飽差管理などに取り組んでいます。。